書評じゃないよ「書表」だよシリーズ『私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み、格差に挑む』の書籍表示

メンタリストのDaiGoさんがオススメしていた本であり、子育て関して「非認知能力」というものに興味を持ったため購入した一冊。

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タイトル

私たちは子どもに何ができるのか 非認知能力を育み、格差に挑む

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著者等

著者:ポール・タフ

『ハーパーズ・マガジン』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』編集者・記者を経て、フリーのジャーナリスト。子どもの貧困と教育政策を専門に多数の執筆・講演活動を行う。

訳者:高山真奈美

訳書にポール・タフ『成功する子 失敗する子』、ジェニファー・シニア『子育てのパラドックス』(ともに英治出版)、ハンナ・ジェイミスン『ガール・セヴン』(文藝春秋)、M・J・カーター『紳士と猟犬』(早川書房)など。

ポール・タフ氏の著書は高山氏が訳していることが多いみたい。

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大きさ・ページ数・文字量

縦19.3㎝×横13.5㎝×厚さ1.5㎝

カバンに入れて持ち運ぶ分には、問題にならない。

176ページ

文字量:ふつう

文字の大きさは大きくもなく、小さくもない。

行間は空きすぎてもなく、つまりすぎてもない。

本文中に図なども入るが、が多いということもない。

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読みやすさ(サラッと読める・読みやすい・読みにくい)

読みにくい

英語で書かれたものを翻訳しているせいか、文章の構成にやや違和感があり、読みにくいと感じた。

また、話の途中で「言葉の意味」が挿入されており、そのせいで読む流れを阻害されるような感じがする。

スラスラ読めるものではなかった。

内容を理解しながら読むためには、ゆっくり読む必要があった。

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概要

非認知能力は、読み書き計算のように教えて身につくものではない。「環境」の産物なのだ。「やり抜く力」「好奇心」「自制心」…人生の成功を左右する力の育み方を、最新の科学的根拠(エビデンス)と先進事例から解き明かす!

「BOOK」データベースより

主にアメリカで行われている支援プログラムや社会実験の結果をもとに、子どもの非認知能力を高めることの有用性、非認知能力の高め方、子どもたちが将来より良い人生を送れるようにするために社会で取り組むべきことなどについて、科学的根拠とともに紹介されている。

本書のアプローチについて、本書の中に

  • 各プログラム等での成功例をもとに、その成功例の核となる原理を抽出して解説し、共通点を見つける
  • 子どもたち(とりわけ逆境の中で育つ子どもたち)の発達を一つの連続体として、生まれてから高校卒業までを分断しない一つの物語として考える

と書かれている。

そのため、貧困やネグレクトといった逆境の中で育つ子どもを対象とした話が多い。

また、幼児教育に限らず、ある程度の年齢になった子どもへの接し方についても書かれている。

ただし、非認知能力を高めるための具体的な方法が書かれているというよりも、非認知能力を高めるためのベースとなる考え方が示されているような内容となっている。

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期待できる学び

子どもの非認知能力を高めるための方策

本書を読めば、子どもの非認知能力を高めるための方策が学べる。

ただし、やや抽象的な内容であり、「それくらいはわかるけど、もう少し具体的に親として何をすれば良いのか知りたい」と感じる方が多いのではないかと感じた。

逆境の中で育つ(育った)子に対する支援の在り方

著者が子どもの貧困と教育政策を専門にしているため、貧困等の逆境の中で育つ(育った)子に対する効果的な支援策について書かれている。

というか、逆境の中で育つ(育った)子に対するアプローチがメインの内容と言っても過言ではない。

逆に言うと、一般家庭と言われるようなレベルにある方にとっては、子育ての参考になる内容は少ないと思われる。

そういう方にとっては「社会問題」への解決策を示した書籍だと感じるのではないか。

教育という側面から貧困撲滅の戦略

先ほどの通り、本書は、逆境の中で育つ(育った)子に対するアプローチがメインの内容となっている。

そこから、「貧困を撲滅するために教育という側面から何ができるのか」ということを考えさせられる内容となっている。

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こんな方に読んでほしい

  • 教育関係者(保育園の先生や学校の教師など)
  • 政治家
  • 教育にかかわる行政担当者

本書の前半部分にも「(教育)現場と政策立案者の双方に実践的なガイドを提供することを目的としている」とはっきり書かれており、まさしくそういった方にとって特に有益な内容となっている。

上記の方にはぜひ本書を読んでもらい、教育という側面から貧困という社会問題の解決に取り組んでほしいと思う。

逆に、

非認知能力を伸ばすことが、子どもにとって大事だと聞いたけど、自分の子に対して、具体的にどういうことをしたら良いのか知りたいな

と思っている方が、子どもの非認知能力を伸ばす具体的な方法を知るために本書を手に取ると、おそらく、

…なんか違うな

となることが予想される。

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再読の可能性(絶対・おそらく・低い)

低い

私は教育関係者でも政治家でも行政の担当者でもなく、本書を手に取った理由が「子どもの非認知能力を高めるために親としてどういうことができるか知りたい」というものだった。

そういう視点で読んだときに、本書には私の欲しかった答えがあまり書かれていなかった。

社会問題へのアプローチを考えるという点では、本書の内容は非常に参考となるし、素晴らしい本なんだと思う。

しかし、現時点での私の立場からすると再読の可能性は低いと言わざるを得ない。

相変わらず、「子どもの非認知能力を高める方法を知りたい」と思っているが、その目的を果たすためには非認知能力を取り扱う他の本を探す予定である。

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購入先紹介

本書が気になった方は下のリンク先から購入可能となっておりますので、よかったら詳細をご確認ください。

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